ホバリングする複合翼無人機。画像提供は重慶交通大学
重慶交通大学が12日に明らかにしたところによると、同大のグリーン航空技術研究院が独自に開発したハイブリッド複合翼無人機がこのほど、西安市で初飛行に成功した。同機の離陸重量は85キログラムに、飛行速度は最高で時速150キロメートルにのぼる。科技日報が伝えた。
これは同研究院が1年以上かけて独自に開発した1機目の無人機だ。同機は大アスペクト比ハイウィング、逆V字尾翼、ツインテールブームの構造を採用し、翼幅5.7メートルで、燃料と電力のハイブリッドシステムを使用。離陸重量は85キログラムにも達し、最大離陸標高は3000メートルで、25キログラムの貨物または設備を搭載したまま数百キロメートル飛行できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月15日