中鉄大橋局の発表によると、同局が請け負う広東粤電陽江沙扒洋上風力発電プロジェクトがラストスパートの段階に入った。中国新聞網が伝えた。
粤電陽江沙扒洋上風力発電プロジェクトは広東省陽江市陽西県沙扒鎮沖に位置し、海上面積は約48平方キロメートル。設置先の水深は23-27メートル、中心部から岸までの距離は約20キロメートル。プロジェクトの計画中の設備容量は300MW。プロジェクト施工任務には主に、6.45MW風力機器46台の基礎の施工、風力発電ユニットの設置、洋上ブースターステーション1ヶ所が含まれる。すべての風力発電ユニットの送電時期は今年10月31日からを予定している。
情報によると、同プロジェクトの竣工・稼働後の年間送電量は約7億4200万kWhにのぼる。同等規模の石炭火力発電所と比べると、標準石炭の使用を毎年約22万2500トン、二酸化炭素排出量を約15万5800トン削減できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月27日