東京五輪陸上競技男子4×100メートルリレーに出場した英国代表のチジンドゥ・ウジャ選手のA検体(最初の分析に使う検体)からドーピング禁止薬物に対する陽性反応が確認され、同選手は暫定的に資格停止処分を受けた。8月6日に行われた東京五輪陸上競技男子4×100メートルリレー決勝で、ウジャ選手ら英国代表チームは、37秒51のタイムで銀メダルを獲得した。金メダルはイタリア、銅メダルはカナダ、第4位は中国だった。規定によると、ウジャ選手はB検体(2回目の分析に使う検体)の分析を要求する権利があるが、B検体による分析でも陽性反応が出れば、英国チームは銀メダルをはく奪される可能性がある。この場合、カナダが銀メダル、中国が銅メダルにそれぞれ繰り上がる見通し。英スカイニュースの報道を引用して中央テレビのニュースアプリが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月13日