南汊主航道橋中間閉合部分の鋼桁の最後の溶接が完了し、武九客専湖北公司が建設し、中鉄大橋院が設計、調査・測量、施工モニタリングを担当し、中鉄大橋局が施工する中国初の交差ケーブル斜張橋、鯿魚洲長江大橋メインスパンが無事閉合した。次の段階の完成と開通に向け確かな基礎を固めた。科技日報が伝えた。
鯿魚洲長江大橋の北側は湖北省黄梅県、南側は江西省九江市にある。2路線の高速鉄道、2路線の貨客混載鉄道(予備)の基準で建設。高速鉄道の時速は350キロ、貨客混載鉄道(予備)は200キロ。南汊主航道橋はメインスパン672メートル、全長1320メートルの2タワー・2ケーブル面の鋼箱混合交差ケーブル斜張橋だ。大橋のメインスパン及び補助スパンは鋼桁を採用、両側はコンクリート箱桁を採用。
中鉄大橋院の寧伯偉サブチーフエンジニアは、「初めて斜張ケーブルを72メートルのスパン内に交差配置することで、大スパン鋼桁のスパンの変形が大きく、縦方向の剛性が低く、高速で走行する列車の快適性が低いという問題を効果的に解決した。これは現在、世界でスパンが最大かつ営業速度が最高の4線路鋼箱混合ケーブル斜張橋だ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年6月4日