「すごくきれい!絵で見たのと全く同じ!」。北京市懐柔区渤海鎮の小さな自然村がここ数日、多くの人で賑わっている。その理由は、村の横を流れる懐沙河に野生のオシドリが飛来したからで、村民だけでなく、懐柔区の写真愛好家らがそのうわさを聞いてやって来て、争うように写真を撮影している。北京日報が報じた。
懐沙河の水面の幅は約30メートルで、川底が見える透き通ったきれいな水が流れている。オシドリは、その水の上をのんびりと泳いでいる。特にまるであらゆる絵の具を使ったかのような多彩で鮮やかな羽毛を持つオスのオシドリが3‐5羽一緒に泳いでいる姿にカメラを向けると、ポスターのような美しい写真を撮影することができる。
写真愛好家の宋進臣さんは、「懐柔区で、野生のオシドリを見ることができる場所はほとんどない。水長城景勝地でなら、見たことがあるが、うれしいことに、ここ2年は、こんな小さな村でも見ることができるようになった」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月18日