8月3日午前10時26分、G9147号列車が大連に向かって遼寧省錦州北駅を出発。遼寧省朝陽駅と凌海南駅を結ぶ朝凌高速鉄道が開通、運行を開始した。新華社が伝えた。
2017年10月に着工した朝凌高速鉄道は、西端の遼寧省朝陽市から遼寧省凌海市を結ぶ。沿線には遼寧省朝陽・巴図営・錦州北・凌海南の4駅が設けられ、全長107キロメートル、設計時速350キロメートル、初期段階の運行最高時速は300キロメートル。
朝凌高速鉄道の開通・運行開始によって、京哈(北京―哈爾浜<ハルビン>)高速鉄道の北京―瀋陽区間と京哈鉄道の秦皇島―瀋陽区間で相互接続が実現した。大連から北京までの所要時間は最速4時間となり、これまでより47分短縮、錦州―北京間は最速2時間17分となり、これまでより35分短縮され、東北部の高速鉄道旅客輸送ルートがいっそう改善された。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月4日