6月25日、人気ライブ配信パーソナリティが携帯電話を手にして、ライブ配信先にいるネットユーザーたちに海口観光スポットの魅力を紹介する様子。(撮影・張茂。写真提供は人民図片)
人的資源・社会保障部(省)は最近、職業の種類について調整を行い、インターネットマーケティング担当者など新たな10職業とライブ配信販売員など新たな8職種を増加させた。今年3月にも、呼吸治療師やネット通信販売配達員など第2弾の16職業が正式に発表され、相次いで高い評価を受けた。新職業と新スタイルの就職が広く注目を集めている。
雇用は経済のバロメーターであり、新スタイルの就職には中国経済の活力と強靱性が映し出され、チャンスと希望をもたらすものでもある。5月には全国の都市部登録失業率は5.9%となり、前月より0.1ポイント低下した。このようやく達成された失業率低下から、新型コロナウイルス感染症の打撃を受けながらも、中国の雇用情勢は全体的な安定を維持したことがわかる。その背後で安定を支えたのは、新職業が開拓した就職の新たな可能性だ。従来型産業が感染症の打撃を受ける中、新職業と新スタイルの就職が雇用を増やし、このことは空白を埋め、雇用市場を安定させる上でプラスにはたらいた。