中国とカザフスタンの作業員が手を取り合って風雪の中で「闘い」、春節連休期間にもジャナタス風力発電プロジェクトは緩やかに施工が進められ新型肺炎の影響を受けることはなかった。(写真提供・国華電投)
国務院国有資産監督管理委員会の彭華崗事務局長は、「中央企業(中央政府直属の国有企業)は海外プロジェクトで現地の作業員と世界各地からの作業員を大量に雇用し、現地と第三国の力を積極的に活用して、海外のさまざまな国で行われるプロジェクトで資源を合理的に調達配分し、プロジェクトが秩序よく推進されるよう保証している」と述べた。
感染状況に直面して、中国企業の海外プロジェクトは相次いで行動を取り、第一線で働く作業員を対象に防疫の取り組みを実施した。同時に、企業から海外に派遣される人のチェックを厳しくした。
1月20日には、国家エネルギー集団傘下の国華電力公司がインドネシアで進めるジャワプロジェクトが感染対策緊急会議を開催し、各種の対策を迅速に配置した。オフィスエリア、コントロール室、宿舎、食堂、活動センターなど人の集まる場所を統一的かつ全面的に消毒し、定期的に換気を行う、食堂の食品供給を調整する、人が集まる会議の予定を厳格にコントロールして、遠隔方式やテレビ会議などの方法をできるだけ採用するなどしている。生活の場面から仕事の現場まで、あらゆる面で防疫上の要求に厳格に対応した。
万が一のミスが起こらないようにするため、在インドネシアの各機関・企業は人の往来を制限し、中国の感染対策が正式に解除されるまでは、中国にいる人のインドネシアへの再入国をしばらく遅らせると同時に、今後は休暇や出張で帰国しないようにするとしている。また工場の閉鎖型管理を厳格に実施するため、出入りする人の情報および健康状態をチェックし、工場エリア内の安全を保証するという。