中国19年ホワイトカラー年末賞与は平均9547元 最も「ケチ」な業界は?

人民網日本語版 2020年01月17日11:33

就職情報サイト・智聯招聘が15日に発表した調査研究データによると、2019年には全国のホワイトカラーに支給された年末ボーナスは平均9547元(1元は約16.0円)に上り、18年の7100元から大幅に増加した。中国新聞網が伝えた。

関連の報告によれば、19年の年末ボーナス支給額の都市別トップは上海市で、平均1万3275元に達した。1万元を超えたところは上海を含め9都市あった。

その他の8都市は上から順に、北京市(1万2830元)、青島市(1万2604元)、寧波市(1万2172元)、南昌市(1万1792元)、瀋陽市(1万620元)、貴陽市(1万579元)、仏山市(1万105元)、合肥市(1万88元)。

都市別の最低は蘭州市で3267元にとどまり、上海の4分の1しかない。

どの業界にもそれぞれの発展条件があり、年末ボーナスの水準は大きく分かれた。支給額をみると、最も「ケチ」な業界はサービス業で、平均5807元だった。最も「気前がいい」のは金融業で、平均1万4293元に達した。

企業のタイプによって年末ボーナスを支給されるホワイトカラーの割合に大きな差が出た。国有企業では52.2%が支給され、外資系企業と香港・澳門(マカオ)・台湾資本企業がこの後に続いた。

全企業ではホワイトカラーの51.4%が年末ボーナスを支給されると回答しているが、民間企業はこの割合が最低で27.4%しか支給されず、国有企業の約半分だった。

職種によってボーナス支給額も変わり、最低は調達部門で平均7096元、最高は法務部門で平均1万4833元だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年1月17日

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