「2019年今年の漢字・流行語」が発表
中国国家語言資源モニタリング・研究センターや中国商務印書館、人民網などが共同で開催する「2019年今年の漢字・流行語(漢語盤点2019)」発表セレモニーが20日、北京で行われた。中国の今年の漢字には「穏」が、中国の今年のワードには「私と私の祖国(我和我的祖国)」、世界の今年の漢字には「難」、世界の今年のワードには「貿易摩擦」がそれぞれ選ばれた。人民網が伝えた。
今回の活動にはネットユーザーから合計数千点の推薦漢字とワードが寄せられ、今年の漢字とワード以外にも、中国国家語言資源モニタリング・研究センターはビッグデータ・コーパスをベースに、言語情報処理技術を利用して2019年度の今年の新語トップ10と今年の流行語トップ10、今年のネット用語トップ10を選出した。
【今年の新語トップ10】
ナイトタイムエコノミー(夜経済)、5G元年(5G元年)、極限まで圧力をかける(極限施圧)、暴力と混乱の収拾(止暴制乱)、市民の苦情に迅速に対応(接訴即弁)、称賛グループ(夸夸群)、基層のプレッシャー軽減イヤー(基層減負年)、ビン・ドゥンドゥン/シュエ・ロンロン(冰墩墩/雪容融)、ブタは太らせてから殺せ詐欺(殺猪盤)、郷字号/土字号(郷字号/土字号)
【今年の流行語トップ10】
私と私の祖国(我和我的祖国)、黄金の十年(金色十年)、強国に学ぶ(学習強国)、中米経済貿易協議(中美経貿磋商)、最も美しい奮闘者(最美奮闘者)、ハードコア(硬核)、ゴミ分別(垃圾分類)、先行モデル地区(先行示範区)、基層のプレッシャー軽減イヤー(基層減負年)、辛すぎる(我太南了)
【今年のネット用語トップ10】
初心を忘れずに前進し続ける(不忘初心)、道路は数え切れないほどあるが、一番大切なのは安全(道路千万条、安全第一条)、レモンの精(檸檬精)ヒャッホー(好嗨喲)、やるね(是个狼人)、キミに関係なし(雨女无瓜)、ハードコア(硬核)、996(996)、国旗を守る14億の人(14億護旗手)、断捨離(断舍离)
専門家は言語と文字は文化の伝承と発展、繁栄の重要なキャリアであり、これらのホットワードや新語は社会の変遷を記録し、文化の生態の流れを示し、現代社会の暮らしにおける新たな現象や新たな変化を反映しているだけでなく、漢字のもつ魅力と風貌を表している。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年12月21日