上海市楊浦区のある予約制のペットふれあい体験館では16日午後、ちょっと変わった動物たちと触れ合うために多くの市民が訪れていた。ここではネコやイヌといったペットたちはすでにそれほど人気を集めなくなっており、アルパカやミーアキャット、サソリ、トカゲ、クモ、テンといったちょっと変わった動物たちとの触れ合いを体験しようとする人が多い。そして普段あまり目にすることのできない動物たちとの触れ合いを通して、驚きの体験や、時にはちょっと怖い体験まですることができ、動物と触れ合い、変わったことを体験したいという現代人の心理的なニーズを満足させている。
この体験館はあまり目立たないオフィスビルの2階にあるものの、その人気は相当高く、オンシーズンには月に十万元以上の利益を上げることもあるという(1元は約15.62円)。体験に必要な料金は88元で、ちょっとしたパッケージ入りのドリンクが提供される。しかし、体験館の運営コストも相当なもので、毎月動物たちのエサに2~3万元、テナント料も2万元以上かかるほか、倉庫管理費や従業員の給与などもコストに含まれるという。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年12月18日