「国際軍事競技大会2019」参加の中国軍列車梯団が出発

人民網日本語版 2019年07月18日13:45

ロシアでの「国際軍事競技大会2019」に参加する中国軍の列車梯団が14日午前、満洲里から出国した。今回の国を跨ぐ鉄道輸送の国外区間での支援任務が本格的に始まった。中国軍網が伝えた。

「国際軍事競技大会2019」は8月3日から中国、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンなど10カ国で開催。今回出国した列車梯団は5種目に参加する武器・装備及び技術支援要員で構成される。列車は満洲里鉄道国境検問所から出国し、ザバイカリスク駅で乗り換えた後、ロシア国内の5つの駅で荷下ろしをする。

今回の輸送距離は1万1000キロメートルで、20日余りの長きに及ぶ。これに先立ち中国軍当局とロシア軍当局が協議。中露の軌間の違い、技術標準などの大きな違い、国を跨ぐ軍事列車に求められる安全性と機密性の高さなどを考慮して、通関・国境通過、乗り換え・積み換え、国境外での運行、技術検査、安全警備、生活支援などについて合意し、関係文書に署名した。任務期間、中央軍事委員会連合後方支援部隊は精鋭を派遣して現地作業チームを設置。国境検問所集結と国境を跨ぐ中継輸送を緊密につなぎ、速やかな通関を実現し、ロシア軍当局、鉄道当局とスムーズなコミュニケーションを続け、部隊のために具体的な技術指導と作業協力を行う。また、国外での全行程に軍代表を派遣し、列車梯団の運行状況及び作業状況を把握し、国外輸送期間の部隊の様々な困難の解決に助力する。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年7月18日

  

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