北京は22日、晴れ間が広がり、気温が上がって、今年初めての猛暑日になるとみられている。その暑さは25日(土)まで続き、前半はからっとした暑さだが、後半は蒸し暑くなる模様。局地的に最高気温が37度以上になる所もあると予想されている。北京市気象台は21日午後4時半に今年初の高温黄色警報(深刻度レベルは3番目)を発令している。総合中国天気網と中国新聞網が報じた。
北京市気象台は、22日は晴れ間が広がり、最高気温は35度まで上がると予想している。夜間は雲が広がる時間帯もあり、予想最低気温は17度。
22日と23日の平原エリアの予想最高気温は35‐36度、局地的に37度以上に達すると予想されている。ただ、湿度は低く、からっとした暑さになるとみられている。一方、24日と25日の平原エリアの予想最高気温は34‐35度で、湿度が上がり、蒸し暑い天気になる模様。
5月21日、晴れ間が広がった北京市内の横断歩道を渡る2人の女性(撮影・盛佳鵬)。
中国では、移動平均気温が5日連続で22度以上になると「夏入り」したと定義されている。
北京市気候センターは、今年北京は5月22日に正式に夏入りすると予測している。例年に比べて3日遅い夏入りとなっている。昨年に比べると12日遅く、ここ10年で最も遅い夏入りとなった。ここ10年で最も早い夏入りは2012年の5月2日だった。
26日(金)は寒気の影響で、雨が降り、気温も下がって暑さが一旦収まると予想されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年5月22日