米オハイオ州デイトン市にある国立アメリカ空軍博物館において現地時間4月9日午前、生存者の存在を示し、上向きに置かれていた最後の銀製グラスも下向きに置かれることとなった。今から77年前、「ドゥーリトル東京空襲」部隊に参加した米兵パイロット80人の最後の生存者で、かつて中国人に救われたことのある1号機の副操縦士を務めたリチャード・コール氏が、米サンアントニオで死去した。享年103歳。人民日報海外版が報じた。
オハイオ州を訪れていた在ニューヨーク中国総領事館の黄屏総領事は、この訃報に対して哀悼と悲しみの意を表し、コール氏の遺族に慰問の言葉を伝えた。また、かつて中国兵士とともに命を懸けて奮戦した米軍パイロットに敬意を表した。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月12日