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いつでもeスポーツを楽しめる一列にずらっと並んだハイスペックのパソコンに2段ベッド、各部屋に備え付けられているバス・トイレ、そんなeスポーツホテルがひそかに人気を集め始めている。鄭州や上海、武漢など多くの都市でこうしたeスポーツホテルが次々と現れている。
昨年7月、王さんは友達数人と四川省成都市の五块石近くにeスポーツホテルを開業した。王さん自身もeスポーツ好きということもあり、ずっとeスポーツを楽しめる心地よい空間を探し求めていたのだという。
ほとんどのeスポーツホテルは都市の繁華街に開店しており、2人部屋から3人部屋、4人部屋、5人部屋まである。価格は311元から444元(1元は約16.6円)ほどで、1人あたりおよそ200元未満だという。また一般的なeスポーツ施設やネットバーに比べ、eスポーツホテルはよりプライバシーが守られる。
王さんは、「普通のホテルに比べて、パソコンの設置により多くのコストをかけることになった」とし、未成年は利用不可としている。
eスポーツホテルを好んで利用するのは、男性が多く、80後(1980年代生まれ)や90後(1990年代生まれ)が中心で、eスポーツに夢中で、固定のチームに所属している人々だという。
王さんによるとeスポーツホテルの経営は順調で、土日や祝日といった「オンシーズン」には予約でいっぱいになるとしており、現在成都市に2軒目の開業を予定しているのだという。
メディアは中国全土のeスポーツホテルはすでに400軒を超えると報道している。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年3月14日