エチオピア航空機墜落、中国人犠牲者の身元確認

エチオピア航空機墜落について外交部（外務省）の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、中国人犠牲者8人の身元がほぼ確認されたことを明らかにした。4人は中国企業の従業員、2人は国連機関職員、残る2人は遼寧省と浙江省から私的に訪れていた。

陸報道官は「中国の党及び国家指導者は事故発生後、事態を非常に重視し、中国国民に関する状況を非常に気にかけてきた。外交部と在エチオピア中国大使館は積極的に取り組みを行っている。すでに大使館はエチオピア側と調整・連絡メカニズムを構築するとともに、遺族と連絡を取って積極的に善後処理の援助にあたっている」と説明。

「エチオピアのアビィ首相は10日午後、墜落現場に駆けつけ、犠牲者に深い哀悼の意を表し、遺族に必要な手助けをすることを保証したうえ、全面的な事故調査を行うよう促した。現在、事故原因の調査が行われている。エチオピア側はエチオピア航空及びエチオピア民間航空局、エチオピア交通省による事故調査委員会を立ち上げる」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2019年3月12日