オンラインショッピングサイト・天猫が今月4日発表した「顔面偏差値経済報告」によると、2018年における天猫のコスメ商品購入者は3億人を突破した。そのうち、およそ5000万人が「95後(1995年から1999年生まれ)」の若者だった。コスメ商品のうち一番人気は今回も「口紅」だった。消費者毎年一人当たり平均で口紅を3.3本購入していた。その他、女性にプレゼントするだけでなく、自分で化粧品を使う男性も増加している。美容医療やプチ整形も爆発的人気となっている。銭江晩報が報じた。
地域別コスメ商品売上高で杭州が7位に
自分への「投資」としてコスメ商品を購入する男女が増加している。天猫の統計を見ると、18年、コスメ商品の売上高が前年比60%以上となっている。そのうち、女性が67.7%を占め、年代別では「90後(1990年代生まれ)」が主力となっており、その割合は50.8%だった。「00後(2000年以降生まれ)」の消費者は、高級志向でより多くの種類のコスメ商品を購入している。
都市別で見ると、天猫でコスメ商品を最もたくさん購入しているのは上海のユーザー。以下、北京、広州、深セン、重慶、成都、杭州、蘇州、武漢、西安と続いた。同10都市の消費者は、オンライン上の化粧品の約4分の1を購入している。
食いしん坊にとって、「火鍋」が万能料理であるとするなら、オシャレ好きにとっての万能商品は「口紅」だろう。
天猫の統計によると、「70後(1970年代生まれ)」から「95後」まで、口紅を好んで購入している。ただ、その中でも「口紅」に最もお金を使うのは「80後(1980年代生まれ)」となっている。エスティローダーは以前、傘下のブランド「MAC」の人気口紅が天猫でおよそ18万本売れたと発表したこともあるほどだ。