中国のスマホメーカー・華為(ファーウェイ)は今月24日夜、スペインのバルセロナで新商品発表会を開き、画面を折り畳めるスマートフォン「Mate X」を発表した。価格は2299ユーロ(1ユーロ=約125.49円)。折り畳み式のデザインで、開くとタブレット、折り畳むとスマホとして使える。折り畳むと画面の大きさは6.6インチ、開くと8インチ。厚さは5.4センチとなる。今年1月、華為はフランスのパリで開催されたイベントで次世代通信規格「5G」にも対応する折り畳みスマホを発表することを明らかにしていた。
韓国のサムスンも20日に米ニューヨークで、折り畳みスマホ・Galaxy Foldを発表した。その価格は1980ドル(1ドル=約110.71円)。複数のスマホメーカーが既に折り畳みスマホを発表することを明らかにしている。各メーカーが折り畳みスマホに焦点を合わせている理由について、華為は、「シーンによって、スマホに対するユーザーの要求も変わる。通勤の時は薄く持ち運びやすいことが重視される一方、仕事中や娯楽を楽しむ時は大きめの画面が好まれる。ユーザーのニーズに合わせて、フレキシブルディスプレイを採用した折り畳みスマホを選択した」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年2月26日