地図アプリの高徳地図は中国観光協会と共に、このほど「2019年春節旅行予測報告書」(以下「報告書」)を発表した。データによると、旧暦1月4-6日に旅行が集中しており、杭州の西湖、鳳凰古城、平遥古城が最も人気の高い観光スポットとなっている。新華社が伝えた。
報告書は、地壇公園は北京市の伝統的な廟会(縁日)の開催地の一つであり、春節に観光客が集まると予想し、ランキングで9位とした。他にも天安門、台児荘古城、横店影視城、黄山、五台山、厦門(アモイ)市鼓浪嶼が名を連ねた。
西湖を例とすると、今年の春節連休中に混雑する時間帯は午前9時から午後2時で、ピークは午前10時から12時。この時間を回避するのがおすすめだ。高徳交通ビッグデータによると、西湖の東側の渋滞が深刻で、渋滞は主に上塘高架、環城西路、北山街、鳳起路、慶春路、中河高架、秋実高架に集中する。西側は天目山路と虎跑路で渋滞が発生する。観光地から離れた場所に駐車し、地下鉄で向かうことがお薦めだ。
報告書によると、今年の春節の海南省旅行のピークは、旧暦1月2日から1週間続く。フェリーの出入りのピークは旧暦1月3日から。航空機の出入りのピークは旧暦1月2日からで、旧暦1月7日以降は徐々に収束に向かう。
高徳地図交通ビッグデータによると、海口市からの高速道路の帰省ラッシュは旧暦1月5日の午前11時から午後2時まで、三亜市からは午前11時から午後1時までとなっている。旧暦1月5日には海南環線高速道路で短時間の渋滞が生じる見通しだが、移動全体への影響はない。
また海口港の周辺は気象の影響を受けやすいことに注意が必要だ。中国観光協会の関係責任者は、島内の移動ルートに注意し、天気予報をチェックし、早めに車で出発するよう提案している。濃霧とピークを避け旅行に出かけたほうがいい。
海南省の他に、冬は雪と氷をテーマとする旅行が人気だ。亜布力鎮雪郷は、その最も重要な目的地の一つだ。報告書によると、春節中の雪郷の旅行は旧暦1月2日から活況を呈し、旧暦1月4日にピークに達し、6日まで盛り上がりを維持する。
中国観光協会の関係責任者は、東北地域には他にも人気スキー場が多いため、雪郷を避けるべきと提案した。
報告書は年越し旅行をより快適で楽しくするため、人気があっても周辺で交通渋滞が発生しない観光スポットを挙げた。恵州西湖、舟山朱家尖、湖北武当山など4A級、5A級観光スポットも理想的な目的地だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月24日
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