福島県会津若松市にある観光地の「大内宿」は、会津若松と日光を結ぶ会津西街道の宿場の一つ。江戸時代に米を回送する「廻米」などの物資輸送で栄え、会津藩主の参勤交代でも宿場として利用される重要な街道だった。1981年には重要伝統的建造物群保存地区に選定され、福島県の代表的な観光地の一つとなっている。人民網が伝えた。
南北約500メートル、東西約200メートルに広がるこの保存地区には昔ながらの茅葺屋根の民家が立ち並び、日本の伝統的な風景が広がっている。また冬になると屋根に雪が積もり、より一層風情のある景色を楽しむことができる。
土産物屋や蕎麦屋など様々な店が立ち並ぶ大内宿には年間約80万人の観光客が訪れている。宿場町の奥には高台に上るための階段も設けられており、高台からは大内宿の全体の景色を一望できるようになっている。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2019年1月24日
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