アジアカップ準々決勝の中国対イランが現地時間24日夜、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行なわれ、中国は0∶3で完敗。準決勝進出はならなかった。人民日報が報じた。
試合は終始、実力で中国を一歩上回るイランのペースで進んだ。イランのシュート数は15本で、うち、枠内は7本だったのに対して、中国のシュート数はわずか5本、枠内も1本にとどまった。また、失点3点全ての直接的原因が中国のミスだった点は人々をさらにがっかりさせた。前半終了後のハーフタイムと試合終了後には、更衣室でリッピ監督が選手たちに厳しく指導していたという。
試合終了後、リッピ監督は「僕と中国サッカー協会の契約はこれで終わった。中国代表の監督を務めることができたのはとても名誉なことだ。中国代表のレベルを上げることができるよう、ベストを尽くした」と退任を表明した。リッピ監督が指揮を執るようになって以降、中国代表の公式戦の成績は6勝3敗2引き分けだった。今年下半期、22年サッカーW杯カタール大会に向けたアジア予選が始まる。今回のアジアカップでベスト8に入った中国は、同予選の組分け抽選会のシード権をほぼ確定させている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年1月26日
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