中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)は1月13日、中国移動(チャイナ・モバイル)とファーウェイと提携して広東省深セン市で5Gネットワーク4Kテレビの伝送テストを成功させた。これは中国初の国家級5G新メディアプラットフォームが構築された後、再び迎えたもう一つの重要な進歩であり、中央広播電視総台を強いリーダーシップと伝播能力、影響力を備えた国際一流の主要メディアとしただけでなく、5G技術のテストと応用の加速推進に向けて堅実な一歩を踏み出したことを示している。中国新聞網が伝えた。
今回の伝送テスト作業は、中国移動の5Gテストネットワークを通じて、春晩(春節<旧正月、今年は2月5日>を祝う中国の国民的年越し番組)の深センサブ会場と北京の中央広播電視総台の間で4K高画質をリアルタイムで相互伝送することに成功し、2019年春晩の5G技術の応用における技術的な検証と準備を終えた。
2018年12月28日、中国初の5G技術に基づいた国家級新メディアプラットフォームが中央広播電視総台においてその建設をスタートさせた。同日、中央広播電視総台は中国移動、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、及びファーウェイと5G新メディアプラットフォーム協力建設枠組協議を共同で調印。その後、中央広播電視総台の5Gメディア応用実験室の建設が行われ、これまでのところすでに実験室のデザインとシステム準備を初歩的に完成させている。5Gメディア応用実験室は、5Gネットワークに基づく4K高画質動画伝送や4KVRライブ配信の製作、4K動画移動編集といった複数の応用実験の展開をサポートしている。
中央広播電視総台5G新メディアプラットフォーム建設の発展計画によると、今年の両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)期間中に、5Gメディア応用実験室をスタートし、5G関連応用の常態化向けのテスト、体験と展示プラットフォームの構築、4K超高画質動画番組の伝送とライブ配信をサポートする5G専門技術の研究開発を行い、またそれと同時に、10ヶ所の試点都市で4K超高画質動画の5Gライブ配信を同時に実現させるという計画だ。(編集HQ)
「人民網日本語版」2019年1月15日
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