第5回世界インターネット大会が、今月7−9日に開催される。世界インターネット大会の開催地である烏鎮は、5G試験ネットワークの建設を早々に開始しており、すでに10以上の5G基地局を設置している。第5回世界インターネット大会の会期中、5G試験ネットワークの応用・革新を展示する。5G体験車両の烏鎮8K高画質生中継も、展示プログラムの一つだ。科技日報が伝えた。
嘉興移動通信総合部の職員は、「会期中に5G+8K生中継を展示するが、そのためにはハイスペックなカメラとディスプレイが必要だ。5Gネットワークでなければ、安定的な画像収集・受信・表示が不可能だ。高画質動画生中継には、5Gネットワークの広いバンド幅が必要だ」と話した。
広いバンド幅により、5Gはさらに生中継やゲーム、さらには医療や教育など多くのシーンで応用できる。
浙江移動通信は2016年末より5G革新の模索を開始してから、5Gの大規模試験を何度も展開している。産業界の提携先と共に、観光地西湖の360度VR生中継、遠隔超音波診断、5G AR遠隔メンテナンス、ホログラム通話などの応用・革新を実施している。
今年のインターネット大会でも、一部の5Gネットワークの応用例が展示される。中国移動通信桐郷分公司の沈建冬社長によると、5Gで動画生中継を行うほか、5G医療救急車も烏鎮に登場する。
5Gネットワークを搭載する医療救急車は、ネットワークを通じ患者の状況をリアルタイムで浙江大学第二附属病院に転送する。病院の医療スタッフは遠隔問診・緊急救援を直ちに展開し、さらには手術を指導することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月2日
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