中国国家統計局は10日、2018年12月の全国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)のデータを発表した。それによると、12月のCPIは前年同期比では1.9%上昇し、前月の水準を維持した。PPIは同0.9%上昇、前月比1.0%低下した。
同局都市社会経済調査司の縄国慶シニア統計家は、「前月と比較すると、CPIは前月は0.3%低下だったが、12月は前月の水準を維持した。このうち食品価格は前月の低下から1.1%上昇に転じ、CPIを約0.21ポイント(p)引き上げた。非食品価格は0.2%低下し、低下幅がやや拡大し、CPIを約0.18p引き下げた」と分析する。
前月との比較では、PPIは1.0%低下し、低下幅は前月より0.8p拡大した。このうち生産資料価格は1.3%低下し、低下幅は前月比1.0p拡大した。生活資料価格は前月は0.2%と小幅に上昇し、12月は前月の水準を維持した。調査対象になった工業大分類40産業のうち、価格が上昇したのは12産業、前月並みだったのは5産業、低下したのは23産業だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年1月11日
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