「地久天長」、「1秒鐘」、「恐竜蛋」のポスター
ベルリン国際映画祭公式サイトに現地時間1月10日、第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた第二陣の作品が発表された。今回、張芸謀・王全安・王小帥の3監督の作品がノミネートされたことが明らかとなり、人々を喜ばせている。「欧州三大映画祭」のうち、ベルリン国際映画祭では、中国人監督作品が高く評価される傾向があるとはいえ、コンペティション部門で中国人監督による作品が3作もノミネートされることは、極めて珍しいことといえる。
第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた中国人監督による作品は、張譯が主演した張芸謀監督の「1秒鐘」、王景春・咏梅・杜江・王源・斉渓らが主演した王小帥監督の「地久天長」そしてモンゴルで撮影が行われた王全安監督の「恐竜蛋」の3作品。このほか、婁燁監督の新作「蘭心大劇院」がパノラマ部門に、新鋭女性監督・白雪の新作「過春天」がジェネレーション部門に、それぞれノミネートされている。
中国人監督3人のほか、フランスのフランソワ・オゾン監督の新作「By the Grace of God」が同映画祭で初公開される。また、アニエス・ヴァルダ監督によるドキュメンタリー映画「顔たち、ところどころ」も、コンペティション部門招待作品として上映される。
第69回ベルリン国際映画祭の最終上映作品リストは近日発表される。同映画祭は2月7日に開幕、コンペティション部門審査委員会の委員長は、フランスの有名女優・ジュリエット・ビノシュが務める。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月11日
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