▽140メートル——アジア最大の自動運航式ポンプ浚渫船がテスト航行に成功
6月12日、中国が独自に設計・建造したアジア最大の自動運航式ポンプ浚渫船の第1隻「天鯤号」が1回目のテスト航行に成功した。これにより「天鯤号」は浚渫作業の真の武器になるための重要な一歩を踏み出したことになる。
「天鯤号」は全長140メートル、全幅27.8メートル、最大浚渫深度35メートル、総浚渫ポンプ能力は2万5843キロワット、設計浚渫能力は6千立方メートル毎時、リーマーの定格出力は6600キロワット。「天鯤号」の登場により、中国が次世代の大型自航式ポンプ浚渫船を独自に設計・建造する能力を備えるようになり、このタイプの船舶のコア技術でブレークスルーを達成したことがわかる。
▽2年で5基——原子炉圧力容器の量産化を実現
11月29日、中国一重集団有限公司が製造を請け負った「国の重器」の一つである国産原子炉「華竜1号」の対英国輸出プロジェクトは、模範発電所となる中国広核集団による広西壮(チワン)族自治区の防城港原子力発電所の第2期工事で原子炉圧力容器の第1基の製造が完了し、「2年で原子炉圧力容器5基を製造し量産化を実現」という記録を打ち立てた。
「華竜1号」は中国が独自に開発・設計した第3世代原発で、安全指標と技術性能は世界の第3世代原発技術のトップレベルに達し、さらに中国の成熟した原発設備製造業システムを十分に活用して、設備の国産化率は90%に迫り、国内と国外の原発市場の技術ニーズに対応する。中国の「海外進出」の看板事業の一つだ。
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