中国の劉暁明駐英大使は17日、ノーベル経済学賞受賞者、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授のクリストファー・ ピサリデス氏に、在英中国公館にとって初の生体認証査証(ビザ)を発給した。新華社が伝えた。
劉氏によると、在英中国公館は中国の関連法律・規定及び対等の原則に基づき、2018年11月1日より英国人を含む査証申請人全員の指紋を記録し、12月17日より同時に生体認証査証を発給する。これは中国が国際査証技術の発展の流れに順応し、申請人の個人情報取得を改善する技術的手段だ。在英中国公館は従来より双方の人員往来の利便性を高める取り組みをしており、そのため必要なすべての査証発給の利便性を提供する。
生体認証査証技術は顔や指紋など生物特徴情報を利用するため、安全で機密性が高く便利という特徴を持つ。査証発給や出入国検査で外国人の生物特徴情報データを取得・保存することで、効果的に比較対照しその実際の身分を確認する。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月19日
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