中国外交部(外務省)の耿爽報道官は21日の定例記者会見で「中国とフィリピンは『石油・天然ガス開発協力に関する覚書』に調印した。中国側は南中国海沿岸の他の国々ともこうした協力について引き続き意思疎通を強化することを期待する」と述べた。
【記者】報道によると、中国とフィリピンは20日、両国首脳が立ち会う中、政府間の「石油・天然ガス開発協力に関する覚書」に調印した。これに関する状況について説明していただきたい。
【耿報道官】中国とフィリピンは「石油・天然ガス開発協力に関する覚書」に調印した。これは石油や天然ガスの探査・開発協力において双方が新たな一歩を踏み出したことを意味する。双方は引き続き具体的事項について検討を進める。中国側は双方の海洋各分野の実務協力が全面的に進み、両国及び両国民に恩恵を及ぼす成果を早期に得ることを期待する。
中国側はまた、南中国海沿岸の他の国々ともこうした協力について引き続き意思疎通を強化して、南中国海を平和の海、友情の海、協力の海にすることを期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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