今年第1〜3四半期の中国都市別の個人の収入と消費の番付が発表された。どの都市の人が一番お金を稼ぎ、一番お金を使っただろうか。国家統計局が発表したデータによれば、上海市は同期の一人あたり平均可処分所得が4万8339元(1元は約16.1円)、平均消費支出が3万1909元で、いずれも全国トップだった。上海は最もお金を稼ぎ、最もお金を使った都市になった。中国新聞網が伝えた。
▽消費支出が全国平均以上は8都市 上海が収支ともにトップ
同局が発表した全国31省・自治区・直轄市の平均可処分所得によると、上海、北京市、浙江省がトップ3に並んだ。上海は同期の可処分所得が4万8339元に達して全国トップになり、稼ぐ能力が「相当ヤバい」。上海は同期の可処分所得が4万元の大台を突破したただ2つの省区市の1つでもある。もう1ヶ所は北京で4万6426元だった。
同局発表の31省区市の一人あたり平均消費支出データでは、上海、北京、天津市がトップ3に並んだ。上海は同期の平均消費支出が3万1909元に達して全国一だった。上海は同期の消費支出が3万元の大台を突破した唯一の省区市でもある。
上海のほかに個人の消費能力が高いのはどこか。全国の同期の平均消費支出は1万4281元で、前年同期と比較すると名目では8.5%増加し、物価要因を考慮した実質では6.3%増加した。
省区市で平均消費支出が全国平均を上回ったところは、上海、北京、天津、浙江、広東省、江蘇省、福建省、遼寧省の8ヶ所。このうち北京、天津、浙江が2万元を突破した。
▽1〜9月 人々は何にお金を使ったか?
全国のデータによると、項目別の消費支出で割合が最も高かったのは、食品・タバコ・アルコール類、住まい、交通・通信だった。
具体的な数字をみると、同期の食品・タバコ・アルコール類の消費支出は4063元で、消費支出全体に占める割合は28.5%。住まいに関する消費支出は3269元で22.9%。交通・通信のための消費支出は1931元で同7.6%増加し、全体のうち13.5%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月25日
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