流れ星が好きな人にとって要チェックの情報がもたらされている。天文学の専門家によると、20世紀に多くのショーを披露したりゅう座流星群が、9日午前に極大を迎える。中国で興味のある人は8日夜に観測ができ、1時間で20個前後の流れ星が夜空をかすめることになるという。新華社が伝えた。
りゅう座流星群は1933年と1946年に大出現し、20世紀で最も輝かしい流星群、最も有名な流星群となった。直近の大出現は2011年で、月の光が強かったため、観測に影響を及ぼしたが、それでも毎時300個以上が記録された。
天文教育専門家で天津市天文学会理事の趙氏は、「今回、同流星群は観測条件が優れており、極大時はちょうど旧暦の9月1日で、月光の干渉をまったく受けない。その放射点も夜を通じて沈まないため、観測できる流れ星の数は少なくないはずだ」と述べた。
しかし天文学の専門家によると、流星群の母体となる彗星の塵粒の分布構造を今のところ正確に計算できないことから、日食や月食のように流星群の発生と規模を正確に予報することはできないという。観測しようとしている人はその点は覚悟しておく必要があるかもしれない。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月8日
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