航空工業集団が発表した情報によると、国産多用途AC311Aヘリコプターによる高原科学研究テスト飛行が順調に進められていることが明らかになった。10日に標高3000メートル弱の共和空港でのテスト飛行を終え、現在は標高4000メートル弱の玉樹空港で科学研究テスト飛行を続けている。これには地上付近での機動及び空中浮揚が含まれるという。科技日報が伝えた。
専門家によると、同機の各標高における横風抵抗能力を十分に検証するため、設計スタッフは初めて防砂装置を設置した上で、各試験内容により同装置の高原における性能を検証した。
同機はAC311ファミリーの2トン級・6座席小型汎用ヘリとなる。AC311は中国の民間用小型ヘリの空白を補う象徴的な製品。AC311Aは国産アビオニクスを使用し、海外アビオニクスの機能拡張の制限を打破した。デジタル化安定強化システムを採用し、ローターシステムの適応性を改良し、ヘリの総合的な技術力を高めたほか、各ユーザー、特に高原ユーザーの小型民間用ヘリの使用需要を満たしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月11日
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