2月1日から3月12日まで40日間続く「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」が近づき、北京地鉄公司は管轄する16路線による乗客輸送数が、前年同期比約3%増の延べ2億8千万人に達すると予想している。北京日報が報じた。
今年の春節(旧正月、今年は2月16日)は、例年より遅い時期となっているため、乗客の流れについて、「北京を出発する乗客の流れは分散傾向・北京に戻る乗客の流れは集中傾向」といった特徴を呈するとみられている。北京地下鉄は、大量の乗客の流れに対応するため、春運特別ダイヤの運行を実施する予定。このうち、空港線とS1線を除き、その他の各路線は、2月11日(日)と2月24日(土)を平日ダイヤで運行する。2月16日(旧正月の元旦)から2月21日(旧暦1月6日)の連休期間中は、空港線とS1線を除き、各路線は全て土日用ダイヤで運行する。北京地下鉄によると、乗客の流れの変化をきめ細かく観察して、列車の運行ダイヤを適宜調整する方針という。
各地下鉄駅は、それぞれの状況に基づいた緊急対策案を策定する。北京西駅と北京駅、軍事博物館駅など、通常の乗客に加えて春運の乗客が増加する駅は、ピーク時間帯のプラットフォームや乗換通路に設けられたエスカレーターに対する監視を強化し、緊急事態が発生した際には、エスカレーターの運転を一時的に中断するなどの処置がとられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月18日
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