2017年度「北京エリア大学卒業生・就職クオリティ報告」が28日に発表された。10月31日の時点で、北京エリアの科学研究機関は含まない92校の大学を卒業した23万290人のうち、「すでに仕事に就いている」は72.54%、「引き続き学業い精励」は24.92%、「まだ将来の方向性が定まっていない」が2.54%だった。就職率については、専科卒業生は、学部卒業生および大学院(修士課程・博士課程)卒業生を上回った。北京日報が報じた。
今年卒業した新卒生の男女比はほぼ同じ割合で、男性は47.74%、女性は52.26%。卒業生のうち北京出身者は6万2058人にとどまり、北京以外の出身者が73.05%を占めた。
卒業生のうち、学部卒が最多で51.71%を占めた。修士課程卒は27.47%、専科卒は14.79%、博士課程卒は6.03%だった。
専攻別に見ると、専科卒業生では、財政・経済関連学部が最多で、学部卒と修士課程卒は工学関連学部が最も多かった。
学歴別で卒業生の進路を見た場合、専科生の就職率は98.28%と最高だった。このうち、材料・エネルギー、環境保護、気象、安全関係の専攻学科の卒業生は、就職率100%だった。
学部卒の就職率は96.98%、大学院修士課程卒は97.89%、博士課程卒は97.60%。このうち、学業に精励する道を選んだ学部卒業生は約4割と、最も高い割合だった。
統計データによると、すでに就職した卒業生のうち62.68%が、引き続き北京で仕事に就いていた。残る37.32%の卒業生は北京を離れ新天地で社会人生活をスタートさせた。
2016年度卒業生と同じように、2017年度大学卒業生の就職先として人気が高いのは一般企業で、61.16%が企業に就職、事業機関(15.52%)や政府機関(6.67%)をはるかに上回った。
就職した業種別にみると、普通大学92校の卒業生の就職者数が最も多いトップ3は、情報通信、ソフトウェア・ITサービス、教育・製造の3業界だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月2日
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