第4回「全国大衆氷雪シーズン」活動が16日、石家荘にある河北省オリンピックスポーツセンターでスタートした。今冬、延べ1千回以上の大衆氷雪イベントが繰り広げられる。北京日報が伝えた。
2014年12月、「五輪招致に協力し、氷雪に情熱を注ぎ、心を一つにして『チャイナドリーム』を共に築く」をテーマに、第1回「全国大衆氷雪シーズン」活動がスタートした。それから3年間、数千万人の人々が広く活動に参加し、「全民健身(スポーツ・フォー・オール)」国家戦略を着実に実施し、ウィンタースポーツを普及・促進するブランド活動となり、「スポーツ発展『十三五(第13次五カ年計画:2016-20年)』」に組み入れられた。国家体育総局冬季スポーツ管理センターの丁東・常務副主任は、「今回の氷雪シーズン活動は、前回よりもさらに広範囲で、より多くの人々が参加し、形式もさらに多様化された。活動期間中、冬季スポーツ管理センターは20回以上の大衆氷雪競技会を開催する。また、中国各地でも、それぞれの地方色を備えた大衆氷雪イベントを開催する」と紹介した。
スポーツ総局と冬季スポーツ管理センターは、数年前から、「北氷南展西拡東進(北の氷雪スポーツを南・西・東へ拡大する)」戦略を大々的に展開し、中国全土が遠方から互いに呼応し、冬・夏両シーズンの特色を備えた、氷上と雪上で全面的に花開く生き生きした局面が展開するよう尽力し、「3億人が氷雪スポーツに参加する」という目標達成に向けて前進する。今回の氷雪シーズン活動の開催は、黒竜江・吉林・遼寧などの「氷雪強省」、2022年冬季五輪の開催地である北京・河北、さらには、青海・上海・湖南・貴州を含む西部・南方の省・市など、各地方政府から前向きな反応が得られた。貴州省六盤水市の李麗・副市長によると、同市は、地球で緯度が最も低い地点にある天然高山スキー場をすでに4ヶ所完成させ、氷雪スポーツチームを創立したという。また、同市は、今回の氷雪シーズン活動中、「世界スノーデーおよび国際児童スキー祭り」や「第2回貴州省スキー祭り」など、多彩な内容の各種イベントを開催する。
このほか、今回の氷雪シーズン活動は、北京・天津・河北エリア一体化協同発展の推進にも力を入れている。活動期間中、北京・天津・河北三地では、「北京・天津・河北エリアアイスホッケー親善試合」、「第2回北京・天津・河北エリア大衆スキーオープン競技会」など、10項目以上の地域間大衆氷雪イベントが開催される。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月15日
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