生活のリズムが速く、仕事のストレスも大きいため、不眠症になってしまう人も多い。そんな中、北京のスマートロボットメーカー・衆徳智能がこのほど、中国初の催眠ロボット「睡■(Shuila、■は口へんに拉)」を発表した。テクノロジーが心地よい眠りに誘ってくれる。 北京日報が報じた。
映画やドラマでは、仕事のストレスが大きいエリートが、催眠心理療法士などのサポートを得て、治療室で心地よく夢を見ているシーンがよく出てくる。中国では、専門知識と高い能力を持つ催眠心理療法士のサポートを得ようと思うと、高い料金を払わなければならず、わざわざ時間を取って治療やサポートを受けに行くというのはあまり現実的ではない。ヒューマンインタフェースを通して、 「Shuila」は心理カウンセラーや医学専門家のサポートを受けて、催眠の過程がインプットされている。寝つきが悪い時に、帽子ほどの大きさで、楕円形をした柔らかい「Shuila」のスイッチを付けると、ヒューマンインタフェースを通して、会話を行い、緊張状態をほぐしてくれる。その他、「Shuila」は、ユーザーが好きな香りや音に合わせて、睡眠に適した快適なムードを作り出し、ぐっすり眠れるようにサポートしてくれる。
商品研究開発チームの責任者である、衆徳智能の賈相晟・董事長によると、「Shuila」には、眠気を誘う音楽、催眠サポート、自然な言葉での交流、リラックスでき眠気を誘う香り、緊張をほぐしてくれるおだやかな光、音楽・娯楽、心理カウンセラー予約などの機能がある。また、磁石で耳のツボを刺激して睡眠を促してくれる中医学の技能も組み込まれている。「Shuila」の値段は約5000元(約8万5000円)。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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