このほど開催された中国民用航空局定例記者会見において、今年10月、フライト数は前年同期比2桁台の伸びを示したなか、全国のフライト定時運航率は83.29%に達し、前年同期比2.39ポイント上昇したことが明らかになった。2009年5月以降101ヶ月連続で上昇してきたフライト定時運航率が最高を記録した。2009年5月のフライト定時運航率は86.02%で、現在、1日あたりフライト数は、当時の2.58倍に上っている。人民日報が報じた。
10月の民用航空フライト定時運航をめぐる状況に最も大きな影響を及ぼした要因は、依然天候で、遅延フライト全体の47.62%を占めた。上海浦東・虹橋、杭州、広州、深セン、成都、重慶、昆明の各空港は、雷雨の天気による影響が大きく、計2万6521本のフライトが遅延、232本が出発後折り返して戻り、258本が欠航した。
次の要因は、空港上空の混雑が挙げられる。これによるフライト遅延は30.06%を占める。空港上空の混雑は、主に、上海浦東・虹橋、南京、杭州、厦門(アモイ)、広州、深セン、海口、三亜の各空港で起こっており、計1万6740本のフライトに出発遅延をもたらした。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月17日
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