最新調査報告によると、米国の大学に留学している中国大陸部からの留学生の数は35万人を超えており、中国人留学生が、依然として米国の大学の留学生のうち大きな割合を占めている。中国新聞網が報じた。
米国国務省教育文化局と米国国際教育研究所(IIE)が13日に共同で発表した調査報告によると、米国は依然として世界中の学生に最も人気の留学先となっており、在学中の留学生の数は11年連続で増加中だ。2016-2017年度における米国の大学の留学生数は前年比3.4%増の107万8800人に達した。うち、中国大陸部からの留学生が前年比6.8%増の35万755人で、留学生全体の32.5%を占めた。2番目に多いインド人留学生より16万4500人多い。
留学生で最も多いのは中国人、インド人、韓国人で、その合計は全体の55%を占めている。
調査によると、留学生人気の学部は、エンジニアリング、ビジネス、マネジメント、数学、コンピューターなどだ。
統計によると、留学生が2016-2017年度に米国にもたらした経済効果は369億ドル(6273億円)で、45万人の雇用を創出した。地域別に見ると留学生が最も多い州はカリフォルニア州。大学別に見ると、留学生が最も多いのはニューヨーク大学だった。
米国国務省教育文化局のアリソン・グリンド国務長官副助手は13日の発表会で、「留学生が米国経済の繁栄と国家の安全の面で大きく寄与している。高等教育の分野で最先端を走る米国はさらに多くの留学生を歓迎する。また、米国の学生が海外に留学するよう奨励する」と語ったほか、「米国政府には留学生を対象にしたビザ審査プログラムがあり、留学生は『新移民制限法』などの移民政策を過度に心配する必要はない」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月14日
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