菜烏網絡科技有限公司はこのほど広東省恵州市恵陽区で、世界トップクラスのスーパーロボット旗艦倉庫を発表した。倉庫内では100台を超えるスマートロボットが働き、一日あたりの荷物発送量は100万件を超える見込みという。菜烏は上海市、天津市、広東省、浙江省、湖北省などでさまざまなタイプのロボット対応倉庫を開設しており、「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)期間にはこうしたロボット倉庫クラスターが同時進行で作業を進め、物流の運営効率が大幅に向上するとみられる。「北京日報」が伝えた。
国家郵政局の関係者は、「今年のダブル11期間には物流の受注量が新たなレベルに達する見込みで、人力に頼った作業では効率を保証することが難しく、スマート物流の大規模な応用が必要になる。2017年のダブル11の物流には多くの新しい特徴が出現するとみられ、中でも最も主要な変化はロボット倉庫がこれまでのようなスポットとしての運営から大規模な応用へ向かうことだろう」と予想する。
菜烏の説明によると、恵陽のロボット旗艦倉庫の場合、ロボットのサポートがあるため、商品の選別分類の担当者は一日に2千歩から3千歩しか歩かなくて済み、取扱いできる数量がこれまでの3倍以上に増える。菜烏のアルゴリズムでは、商品の過去の売上データに基づき、関連商品が一緒に保管されるという。また天猫(Tmall)のダブル11の大規模キャンペーン期間中、ロボットもアルゴリズムに基づいて予想して動き、人気の高い商品は優先的に処理するようにするという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月19日
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