このほど、東南大学の秀才カップルがSNS上で話題となっている。男性の名前は陳子聿さん、女性の名前は姚依晨さん。二人は同大学エネルギー・電力工学専攻の2014年度入学の学部生だ。普通のカップルと違って、二人は共に清華大学の博士課程に飛び級で合格した通知書を公開する形でその仲の良さをアピールしている。陳さんの学部3年間における成績の平均点は4.504で、全学年135人中でトップだった。姚さんの成績の平均点は4.466で、陳さんに次いで第2位。二人は一緒に清華大学博士課程熱エネルギー工学科へ進学し、クラスメートとして勉強を続けていくという。
東南大学在学期間中、二人は共に学力を向上させ、さまざまな賞を手にしてきた。陳さんは姚さんに対して意識し始めたきっかけについて、「彼女は一日中図書館や自習室にこもって勉強しており、全クラスの学生が彼女を『秀才』と呼び始めた時」と話した。そして陳さんは、「あの時、自分はすでに『超天才』と呼ばれていたけどね」と付け加えた。理工学科は女性向きではないと考える人が多い点について姚さんは、「工学に男女の別はない。時間をかけてやっと理解できる、学んだことが役に立つという達成感が、この分野の学習を続ける最も大きな原動力となっている」と話す。
二人の清華大学博士課程合格の知らせを聞き、クラスメートの多くは、「最高だね!」といった感想を漏らしているという。相手のために自分を高め、一緒により良い方向へと高め合うような努力ができる愛情を最高の愛情と言うのではないだろうか。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年10月19日
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