▽貧困脱却を助け、経済に利益をもたらし、現代市場経済の勢力が登場
インターネットが「貧困脱却」において果たす役割はますます顕著になってきており、より多くの農作物はインターネットを通じて農村から外へと進出を果たしている。
近年来、積極的に「貧困脱却」活動に参加する大型ネット通販が増えている。国務院は先行して蘇寧雲商グループや京東グループと戦略協力協議を結んだ。9月14日、チベット自治区政府が京東グループと「インターネット+」全面戦略協力フレーム協議を結び、共に産業構造のモデル転換を促進しようと試みている。
「貧困脱却」のサポートのほか、産業牽引と経済利益の面での効果もますます顕著になってきている。ネット通販はチベットの現代市場経済の大きな躍進を進めている。2016年にオンラインでの運営をスタートさせたチベット商品取引センターとチベット刺繍商品取引センターは、いずれもチベット政府の承認を得て成立し、重点的な支援をうける総合サービスプラットフォームで、現地大口商品の取引の「インターネット+」時代への歩みを大いに進めさせている。
また、チベット初の特色文化ネット通販サービスプラットフォーム「中国扎西德勒網」が今年8月にオープンし、日喀則地域の文化や旅行や農作物をとりまとめ、産業の発展を牽引することが期待されている。
チベット自治区科学技術情報研究所の其米次仁氏は、「チベットの特色ある製品の経済効果の潜在力はいまだ巨大で、ネット通販モデルは経済発展と産業統合を加速する効果的な手段だ。チベットは既存の優れたネット通販モデルを参考し、特色製品の販売方法を革新するべきだ」と語った。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年9月19日
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