公共積立金関連手続きの問い合わせが、スマホの画面をかざすだけでできるようになった!23日、「広州住宅公共積立金管理センター」の微信(Wechat)アカウント上で、スマホによる登録・パスワード再設定のサービスが始まった。積立金を納めている企業従業員は、積立金に関する各種手続きについて、スピーディに検索し、処理を進めることができるようになった。広州日報が伝えた。
新しく始まったスマホによる登録・パスワード設定サービスは、非常に便利だ。スマホの画面をかざし、システムが提示する数字を声に出して読み上げるだけで、新規登録とパスワード再設定ができる。その工程は1分足らずで完了する。
今回、微信公式アカウントで可能となった、スマホを使った作業は、「公安部(省)住民身分証ネットワーク応用国家基準」に基づき、テンセント(騰訊公司)と微信の生体認証技術を採用しており、微信の「実名本人情報確認能力」を利用して「顔認証+公安比較対照」を用い、ユーザーの実名情報と本人による操作を確認するという方法をとっている。このようなダブル認証方式を用いることで、情報の正確性と安全性が確保できる。
これまで、パスワードの再設定には、従業員本人が身分証を携えて公共積立金事務所に出向き、窓口で手続きしなければならず、窓口が取り扱うパスワード再設定手続の件数は、1日平均1600件を上回っていた。
公安部が対応している窓口での本人確認の問題があることから、顔認証機能は、今のところ、広州市、武漢市、厦門(アモイ)市、河南省・広西チワン族自治区・浙江省の一部地級市に戸籍がある従業員に限って適用される。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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