米国務省報告が中国の信教の自由の状況に、いわれなき非難を加えたことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、事実を尊重し、自国の事に専念し、いわゆる宗教問題を利用して他国の内政に干渉する誤ったやり方を止めるよう米側に促した。
【記者】米国務省が「世界の信教の自由」に関する2016年版報告で、中国を名指しで批判したとの報道について、コメントは。
【華報道官】報告に留意している。中国政府は民衆の信教の自由を十分に尊重、保護し、中国の各民族、各地区民衆は法に基づき十分な信教の自由を有している。米側のいわゆる報告は事実を顧みず、白黒を逆さまにし、中国の信教の自由の状況に、いわれなき非難を加えている。中国側はこれに断固反対するとともに、すでに米側に厳正な申し入れを行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月17日
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