エアバスは7月31日にフランス・トゥールーズで、中国にイノベーションセンターを設立すると発表した。具体的な設立地は今年遅くに発表し、年内に本格的な運用を開始する。新華社が伝えた。
発表によると、ペースの速いスタートアップの文化によって、中国がイノベーションセンター設立の理想的な選択となった。中国は製造、技術、金融分野で急速な発展基調にある。中国イノベーションセンターは、航空業の発展・変化の研究に尽力し、エアバスのイノベーション・エコシステムを一層強化する。
中国イノベーションセンターのCEOに任命された羅崗氏は「中国はイノベーションの発電所であり、ハード、ソフト、人工知能など強大かつ包括的なエコシステムを持つ。こうした技術ノウハウを航空分野にまで拡大することは、われわれにとって『中国のスピード』で生産製造、自動操縦、都市航空交通、及び搭乗体験のイノベーションを推し進める助けになる」とした。
エアバスは本社のあるトゥールーズに加え、独ハンブルク、英フィルトンに研究拠点を持ち、米シリコンバレーにイノベーションセンターを設けている。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月2日
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