楊潔チ国務委員は26日に北京で、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と共に第13回戦略安全保障協議を開いた。人民日報が伝えた。
楊国務委員は「習近平国家主席とプーチン大統領の戦略先導の下、現在中露関係は高水準の発展を保ち、史上最良の時期にある。習主席の公式訪露は成功を収め、実り豊かな成果を挙げた。双方は両国首脳の重要な共通認識を実行に移し、戦略面の相互信頼と協力を強化し、安全保障分野の協力を推し進め、互いの核心的利益に関わる問題で相互支持を強化し、二国間及び重要な多国間枠組で調整・協調を緊密化し、中露包括的・戦略的協力パートナーシップを拡充し続け、共通の戦略・安全保障上の利益をしっかりと守り、各自の発展・振興のためにより安全で安定した外部環境を築き、地域及び世界の平和・安定・発展を促進する必要がある」と指摘した。
パトルシェフ書記は「露中包括的・戦略的協力パートナーシップの発展はロシア外交の優先方針だ。露中は引き続き支持し合い、協力を緊密化し、両国の政治的・戦略的安定性を維持すべきだ。ロシア側は中国側と共に、戦略・安全保障協力を深め続け、国際問題で調整・協調を強化することを望んでいる」と表明した。
双方は中露関係、国際問題と多国間枠組での協力、地域や世界の紛争問題について踏み込んで意見交換し、広範な共通認識にいたった。
双方は意思疎通と調整を強化し、近く開かれる第7回BRICS安全保障問題高官会議の前向きな成果を後押しすることで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn