始動、走行、障害物で車線変更もしくは減速・停車。この全過程が自動運転となった場合、運転手はただ乗っているだけの飾りのような存在になるだろう。湖南中車時代電動汽車股フン有限公司(フンはにんべんに分)が自主開発した、12メートル級EVスマート運転バスが18日、株洲でスマート運転公開路上テストを行った。けん引、方向転換、車線変更などの動きを順調に完了し、最高時速は40キロに達した。科技日報が伝えた。
同社の唐広笛総経理補佐は「車体には8つのセンサーが取り付けられており、周辺の車両や歩行者などの障害物を認識する。レーダーは前方200メートル内の障害物を捕捉する。バスの前方にはカメラが搭載されており、歩行者、信号、車両の種類を識別できる。高精度慣性航法装置により、センチメートル級の高精度測位が可能だ」と説明した。
唐氏は、「走行中、各種情報がコントロールブレインに集まる。電力駆動システムはメインコントローラーからの指示に反応し、前方の障害物に基づき、追い越しもしくは停車を選択する。緊急事態が発生すれば、バスは状況に応じて減速・ブレーキを行う」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月19日
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