可愛らしいロボットが自ら充電し、自由自在に動き回り、さらには歩行者を避けることができる。時に冗談を言い、他の「ロボット兄弟」のことを語る。カフェに座ると、ロボットは調理ロボットと協力し、香り高いコーヒーを淹れてくれる。科技日報が伝えた。
7月5日に上海市で開幕した中国国際ロボット展2017において、瀋陽新松機器人自動化股フン有限公司(フンはにんべんに分)が開発した次世代スマート型サービスロボット「松果」シリーズが登場し、多くの業界関係者や一般客と交流した。
同社の曲道奎会長は、「これまでの製品と比べると、新型の松果シリーズ3機種はよりスマートになっている。前方の視覚認証、後方の視覚道案内の機能を持ち、未知の環境を迅速に認識し、かつ認識した人を区別することができる。クラウド音声認識バンクを充実化させることで、ロボットの知恵が急成長する。これは屋内環境での勤務に適したホワイトカラーのロボットと言えるだろう」と説明した。
展示会会場では同社が披露した初のロボットをテーマとするカフェが注目を集めた。この移動ロボットやマルチセンサー、場所確認、マンマシンインターフェースなど各種ロボットサービス技術を集めたカフェでは、さまざまな機種のロボットが働く。バーテンダーの代わりに働く重さ4キロの産業ロボット、それから店員やベルボーイの代わりに働く松果シリーズスマートサービスロボットなどだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月12日
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