中国科学院南京地質古生物研究所が27日に発表した情報によると、中国、イタリア、米国の古生物学者でつくる科学研究チームが安徽省巣湖地区で、新型節足動物を含む100個以上の化石を発見した。この新たに発見された節足動物は今から約2億5000万年前の三畳紀前期の海底に生息していたとみられている。同時代の最も多い海底エビ類とは形状が明らかに異なっており、研究チームはこの新種を「巣湖安琪蝦」と名付けた。北京日報が伝えた。
複眼、三対の大きな捕食用の足といった特徴から、研究者は「巣湖安琪蝦」に自ら獲物を見つけ、捕食する能力があったとしている。同じく海底に生息していた小型動物をエサにしていた可能性があるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月28日
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