韓国・江原道(カンウォンド)は19日、7月1月から来年4月まで、襄陽(ヤンヤン)国際空港から入国する3人以上の中国人団体観光客を対象に、ノービザによる可能滞在期間を10日から15日に延長することを発表した。また済州(チェジュ)入道条件も免除し、直接ソウルなどの首都圏を訪問することができるようになった。中国新聞網が韓国紙「聯合ニュース」の報道を引用して報じた。
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの観戦チケットを持っている中国人観光客は、現地の旅行社を通してオリンピック関連の旅行商品を予約・購入することができ、団体客としてノービザで韓国入国を申請し、試合観戦のほか、首都圈を訪問することもできる。
江原道は、韓国の法務部と同政策実施を煮詰め、襄陽国際空港や束草(ソクチョ)港を活用して平昌オリンピックを盛り上げたい考えだ。江原道はさらに、中国人観光客を対象にしたノービザ入国許可制度のPRを強化する計画で、上海や広州などの都市を中心に、各省級の関連当局や航空当局、観光業界関連の協会などに同制度を売り込むという。
チェ・ムンスン(崔文洵)道知事は、「ノービザ入国許可制度の範囲拡大により、観光客を呼び込み、地域経済が活性化されることを期待している。また、上海、広州、瀋陽などを結ぶ航空便路線を開設し、地元の空港の競争力を向上させたい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月21日
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