四川農業大学が8日発表した情報によると、同校の研究者は米国の学者と協力し、四川省野生ジャイアントパンダの新種の寄生虫を発見し、「ジャイアントパンダ鉤虫」と命名した。これにより既存の鉤虫目鉤虫科の種類が15種に増えた。科技日報が伝えた。
同校動物医学院の謝躍博士と楊光友教授、米農務省や米メリーランド大学の研究員の協力により見つかった「ジャイアントパンダ鉤虫」は、パンダの小腸内で血を吸う寄生虫で、感染すると痩せたり、貧血や成長・発育不全などの症状を引き起こし、パンダの健康を大きく損ねる。この寄生虫の発見は、パンダの保護に対して重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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