中国国家認証認可監督管理委員会と上海出入国検験検疫局の指導の下、航空機メーカー・中国商用飛機有限責任公司は2日、「航空産業の質量管理の全面的高度化をサポートする行動計画」の実施を開始した。中国国産の大型旅客機や小型ジェット機が国際航空市場へ進出できるよう、さらに推進する。新華社が報じた。
同計画では、中国商用飛機は今後、国際的な認証・認可手段を採用し、航空宇宙産業の品質マネジメントシステム規格・AS9100うや欧州航空安全機関(EASA)、米国連邦航空局(FAA)などの国際的な安全認証の要求を参考にして、国際航空産業の特定の要求に適応したクオリティ、安全、環境、エネルギー、労働安全衛生などの分野の健全な管理規範を構築し、国際的な航空機の耐空性認証基準、規範に合わせることで、国産の航空機が世界の航空市場に進出できるようサポートする。今年5月5日、同社は国産大型旅客機C919の初の飛行テストを成功させ、中国の大型旅客機プロジェクトは大きな一歩を踏み出した。今年、同社は小型ジェット 旅客機ARJ21を6-8機納品し、使用開始する予定だ。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月3日
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